あがり症って場数を踏めばよくなる?

投稿者: | 2017年6月26日

あがり症に「荒療治」は効果的?

人前であがってしまう人とあがらない人。

何百人をも前にしても、堂々と話せる人をうらやましいなと思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

これは場数や経験だからひたすら人前で話すことを経験しろ、という言葉を聞いたことはないですか?

確かに「慣れ」というものはありますが、極端に緊張してしまう人や声も出なくなるあがり症の方には、逆効果となる場合があります。

では、この「あがり症の荒療治」は実際のところどうなのでしょうか。

トラウマが呼び起こすあがりの負の連鎖

あがり症の方のほとんどは、人前で恥ずかしい思いをした経験があるはずです。

緊張しすぎて失笑された、話がうまくできなかった、など思い当たる節はないでしょうか。

このようなトラウマを断ち切ろうと、場数を増やすだけではさらに緊張してしまう自分に対して、トラウマの負の連鎖が起こりえます。

失敗→場数を増やす→失敗→自信喪失、という負の連鎖を進めるとさらにあがり症の症状は悪化してしまいます。

一度何かを失敗すると次にそれをやるとまた失敗するのでは?という防衛本能のようなものが働きます。

この防衛本能は体の自然な反応と言えるのですが、その症状こそがあがり症の症状悪化につながってしまうのです。

ただの緊張とあがり症は全く別物で、緊張しやすい人には有効な手段ですが、あがり症の方にはあまりお勧めできません。

場数や経験を積むのは、もっとあがり症の症状が緩和し、ある程度人前で話すことが出来る状態であることが望ましいのです。

あがり症は場数を踏んでいけ、というのはあがり症の本当の症状や辛さを知らない人の意見、と言ってもいいかもしれません。

そのため、無理に焦って場数を踏んであがり症を克服すると、悪化するばかりかストレスでさらに他の社会不安障害などの引き金になってしまう事もあり得ます。

あがり症で緊張してしまうのを場数で片付けるのはなく、症状と向き合い、焦らずにコツコツと克服していくのが一番です。

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