私は、あの瞬間からあがり症になった。-第三章-

投稿者: | 2018年4月10日

あがり症男の中学生時代

中学へ進級すると、思春期となり、ますます人と話したり、発表をすることが苦手になりました。

「好きな人の前でカッコ悪いところを見られたくない」とか、「失敗をしたくない」と思えば思うほど上手くいかないものです。

授業中の音読は相変わらず苦手で、イケイケ男子との格差は広がる一方。

 「自分が彼らより勝るものは何か?」

自らに問い続けます。

勉強ができれば学力を伸ばして、という選択肢もありましたが、残念ながら勉強も中の中という何とも中途半端なキャラへ。

少しでも体を鍛えようと入った水泳部では、わずか10メートルも泳げず、部活恐怖症へ。

運動への嫌悪感が増すだけの結果となり、 親を巻き込んでの泥沼退部劇となりました。

トラウマからあがり症が悪化

全てはあの時のトラウマから始まったものが、もはや取り返しのつかない深い傷となり、あがり症が生活の中に影響を及ぼすようになっていたのです。

しかし、私にできることといえば、人前で発表をすることなくひっそりと暮らすこと。

「 目立つ必要はない、そう黒子でいいんだ、こうしてひっそりと生きていこう」

 

頭の中では、歴史で学んだ「ええじゃないか」の踊りで乱舞していました。

これがその時の最善の策でした。

こんな調子で、もちろんすきな人は出来ても一方通行、あがり症の僕は話しかけられるはずなどありません。

そうこうしているうちに、イケイケ男子どもは彼女ができただの、なんだのと盛り上がりを見せはじめますが、私は平生を装って涙目状態。

ひそかに思いを寄せていた○子ちゃんは、まんまとイケイケ男子に奪われました。

同性だろうが異性だろうが、緊張することには変わりはない、むしろ異性の前の方が緊張度は増します。

こうして、あがり症という抜け出せない真っ暗なトンネルを進み、中学生活を送るのでした。

 

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