私は、あの瞬間からあがり症になった。-第八章-

投稿者: | 2018年8月16日

海外で起こったパニック症、そして先の見えない不安

私は、海外での慣れない生活の中で大パニックを起こしてから、外へ出ることが恐怖になりました。

その時は、「これがパニック障害」ということはわかりませんでした。

外に出ると、異常な動悸がする、息苦しくてどこを歩いても不安で頭がおかしくなる感じが起こる、そんな感じでした。

これがパニック障害だと気が付くのはそれからまだ先の事で、当時パニック障害という存在を知らなかったのは、今考えるとよかったのかもしれません。

そもそも、昔街中で迷子になったことがあり、そのことが頭の奥底にトラウマとして残っていたのかもしれません。

自分はここの見知らぬ土地でどうなっていくのだろう、そんな不安の中、発作にびくびくしながらの生活が続きました。

以下が当時起こっていた症状です。

1、外へ出ると動悸がする

2、息苦しさ、空気が薄い気がする

3、食欲不振

4、睡眠の質の低下(中途覚醒)

5、謎の吐き気

孤独との決別と症状の緩解まで

その後、パニックの症状はしばらく続き、2-3週間は苦しみました。

しかし、海外での慣れない体調の変化だろう、という気楽な気持ちが反対によかったのだと思います。

一番問題だったのは、目標や何もすることがなかった、ということ。

というのも、海外へ行ったものの具体的な計画は何も決めていなかったため、異国の地でぽっかり心に穴が開いたような状態だったのです。

しかし、一筋の光が見えだしました。

とうとう海外で初めての友達が出来たのです。

その人は、推定5際の男の子。(笑)

ホテルで卓球をしているところ、黒髪の挙動不審なアジア人が気になったのでしょう。

私になついて会うたびにニコニコと話しかけてくるのです。

なんだか、とてもホッとしたのを覚えています。

「いくら海外でもみんな友達になれるじゃないか。あとは、自分が行動するかしないかだ!」

5歳の子どもに教え込まれました。

さすが、アントニー君。(見た目から勝手に命名していた)

その後、なぞのフィリピン人3人組とも仲良くなり、息苦しさなありながらも街中へ出かけたり、と知らず知らずのうちに荒療治を行っていました。

これは、いわゆる認知行動療法を無意識に行っていたのかもしれません。

段々と、外出もできるようになり海外での生活にも自信がついてきました。

こうなると単純な私はもう大丈夫だ、とホテルを離れ別なところへ生活の場を移そう、と目標を立てたのです。

そのころから、外出時の息苦しさや動悸などがなくなり、普通の生活へと戻り始めたのです。

続く

 

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