あがり症と赤面症の関係
人前で緊張したりすると顔が赤くなってしまうと、恥ずかしいものですよね?
そして顔が赤くなっていると思われたら余計に顔が赤くなってしまうものです。
これを赤面症と呼びます。
これは、一般的には「顔が赤くなりやすい」ことです。
緊張して顔が赤くなることは異常な現象ではありませんが、普通と比べて明らかに顔が赤くなる閾値が低い場合は、本人にとっては苦痛となってしまいます。
まずは顔が赤くなる原因は、自律神経のうち交感神経が関係しています。
赤面症のメカニズム
赤面症もこれらと同じく、緊張・不安・恐怖に伴う交感神経の活性によって生じる身体変化のひとつです。
交感神経の活性化によって、どのような身体変化が起こりやすいのかには個人差があり、体質的に顔の紅潮(赤面)が特に生じやすい方もいます。
赤面症の方は、書状が現れるとカラダや顔が熱く感じる事が多いかと思います。
赤面症の方は、緊張状況下で交感神経が活性化すると、血圧が上がり心拍数も上がります。
本来、緊張して交感神経が活発になれば、血管は収縮するため、熱を放散させようとして顔面の血管が拡張すると考えられています。
これが顔が赤くなってしまうという症状として現れてしまうのです。
では症状が起こりそうなときにどうすればいのか、ということですが、まずはその状態を受け入れるということが大切です。
赤面症の対処法
赤面症の方は、「周りにどのように思われているか」といういわゆる自意識過剰方の性格の方が多いです。
思ったより周りはあなたの事を見ていないものです。
そうして自分を受け入れていくことが、赤面症克服の第一歩になります。
また、自律神経のことも述べましたが、根本的にはこの自律神経がコントロールできていれば赤面症も自ずと改善されますので、自律神経を整える方法も視野に入れていきましょう。