喉の詰まり、つかえ感は病気?
あがり症の症状には色々なものがありますが、代表的なものに喉がつまった感じ、違和感が挙げられます。
のどの違和感は、梅核気やヒステリー球と呼ばれていて、東洋医学では昔からよく知られています。
やはり精神的にデリケートな女性の方がなりやすく、ストレスを受けやすい環境にあったり、更年期時期にもよく発生します。
この症状はとても不快で、息苦しさも伴います。
あがり症による喉の詰まりを緩和するには
人間は緊張状態になると交感神経が強く働きますが、これが大きく影響していると言われています。
そのせいで、血圧があがり呼吸が浅くなり、のどに違和感やつまり感を覚えます。
すなわち、あがり症で極度の緊張状態になると、このような症状が起こりますしかし、気付いた時や何かに夢中になっている時にはケロっとそのつまり感がなくなっているのも特徴です。
これらの症状は軽い安定剤を服用することで驚くほど改善されます。
交感神経が優位になっている状態なので、副交感神経がよく働くようにする、というのが基本的な考えです。
市販の色々な薬もありますが、それらは喉の病気に対してのものですのであまり効果は期待できません。
のどの詰まりが起こると、同時に息苦しさも感じるため、パニックが起きそうになりますが、心因的な原因ですので、焦らずまずは落ち着かせることに集中します。
爪もみなどで詰まりは改善する
薬を服用することは一番手とっとりばやい方法と言えますが、薬に頼りたくない方にとっておきの裏技があります。
それがズバリ気を紛らわせることです。
前述したように、何かに夢中になっていると気がついた時にはのどの詰まりが治まっている、というのはよくあることです。
つまり、気を紛らわせて思考をのどの詰まりから外せばいいのです。
スマホでゲームをしたり読書をしたり、誰かと話したりすることでもかなり効果があります。
また、自律神経の治療法でも使われる爪もみは効果が期待できます。
親指から順番に爪をもんでいきます。
この時、薬指は逆に交感神経を優位にしてしまうので気をつけましょう。
これを、右手、左手と繰り返していると徐々に収まっていきますのでぜひ試してみてください。