あがり症とお守り
あがり症の症状が出た時、それこそ神頼みしたくなるほど苦しかったり何とかしてほしい、という気もちになりますよね。
そんな時にこれさえ持ってれば大丈夫、というお守りは果たしてあがり症に効果があるのでしょうか。
あがり症で人前で話さなければならない、時間が迫ってくると死にたくなるほどしんどい。
神社でもらったお守りをなでてみるも何も変わらず、結局薬に頼ってしまう。
しかし、薬に頼る、というのは何も「薬を服用する」ということではないのですよね。
例えば薬をお守り代わりに持っている、これで効果がある場合もあるのです。
あがり症とプラシーボ効果
プラシーボ効果、という言葉を聞いてことあるでしょうか。
例えば体調がすぐれないという方に鎮痛剤と偽って小麦粉を練った錠剤を服用させたところ、鎮痛効果があったというものです。
人間の精神で、「病は気から」という言葉がありますが、まさにコレなんです。
小麦粉を練った錠剤を服用→薬を飲んだから大丈夫→実際に痛みが引いた、という流れです。
このプラシーボ効果を上手に利用すれば、服薬をせずにあがり症を改善することにも大きな可能性があるのではないでしょうか。
例えば、薬をお守り代わりに持っておいて安心材料にする、というのもお守りとしては理にかなっていますよね。
あがり症にお守り、効果がないように思えますが、プラシーボ効果を上手に利用すれば一つの治療法として確立できるのかもしれません。